あんのいる暮らし

つれあいと愛犬と暮らす60代

我が家のディナーは○○ハンバーガー?!

毎日が時間に追われていた。

それでも、子供たちのすこやかな成長のためと、夕ごはんはそれなりに作っていた。
我ながらよくがんばっていた、と思う。

でも、帰宅が遅くなった時や疲れはてた時、やっぱり手を抜きたい。
夫が飲み会などで夕ごはんはいらないと言った日は、チャンス!
子供とわたしだけの楽チンディナー。

ある時は、パン屋さんで買ったパンだったり、ある時はお惣菜屋さんの揚げ物だったり。
子供が一番喜んだのは、マ○○○○ドのハンバーガー。
月に数回?少なければ一回あるかないかの楽チンディナー。

そして、その事件は起きた!

ある夜、楽チンディナーで、マ○○○○ドのハンバーガーを食べた。もちろん、子供たちは大喜び。

そして、翌日。

子供たちの学校で、なぜか家庭の料理とか何とか言う調査があり(そんな調査があるなんてまったく知らなかったし)、昨日の夜ごはんは何でしたか?と聞かれたらしい。

6年生だった娘は、これはまずいと忖度し、ちゃんとその前々日の夕ごはんを思い出して書いてくれた。賢い娘に感謝!笑

だけど、4年生の息子は・・

それはそれは自慢気にみんなに「俺ん家はマ○○○○ドだったんだぜ!」っと風潮して回った。

後日、三者面談で初めてそのことを聞かされ、消え入りたいくらい恥ずかしかった。
いつもは、ちゃんと作ってます!と言う言葉が、手抜き母の言い訳のように響き、先生も苦笑い。

その件があってから、楽チンディナーは封印?
まさか、やっぱり時々手抜きしたから、がんばってこれた・・・ってそう確信している。
これも言い訳かしらん?笑




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雨が嫌いなのは・・・

今年の梅雨は、梅雨らしく雨が多い。

天気予報では雨のマークが並んでいる。

週末から、九州地方で大変なことになっている。大変な状況にある人々が一刻も早く脱することが出来ますように。

 

わたしが子供の頃、雨の日は楽しかった。長靴で水溜まりに入り、紫陽花にのっているかたつむりを捕まえる。半世紀前、そんなことがとっても楽しいと思える良き時代だった。

 

つい最近、30を越えた息子と話していたら、息子が「雨、嫌いなんだよね~」とボソッと言った。雨が嫌いな人は多いし、特段不思議には思わないけど、なぜかその時は「どうして?」と深く考えずに聞いてみた。

すると息子は、「だって、切ない気持ちになるから。」「切ない気持ちになるの?」「小学生の頃、雨の日は学校からの帰り道、傘をさしていても服が濡れて、冷たくて寒くて、でも家に帰っても真っ暗でで誰もいなくて、悲しくてすごく淋しかったから。そんな頃の切ない気持ちを思い出すんだよね。」って。そんな話、初めて聞いた。そうか・・誰もいない家に、雨に濡れて帰るのは、とても淋しかったんだ。そんなこと今まで全然知らなかったし、思いやってあげたことなかった・・

20年余りも過ぎて、初めて聞く息子の気持ちに、今更ながら、そんな淋しい思いをさせてしまっていたんだと知った。そしてものすごく胸が痛くなった。

そう言えば、時折、愛犬を抱き締めながら、ベットで寝ている息子を見た。息子の頬には涙の跡があることもあった。

きっと、雨の日の淋しさと心細さの時もあったに違いない。

よくがまんして大きくなったね。大きくなってくれて本当にありがとう。

大人になった息子の横顔がその頃の子供の顔に戻り、ちょっとだけ目頭が熱くなった。

 

 

マットやめました!


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主婦歴30年以上。

家事を楽しくとか、家事を楽にこなすなど、色々と情報はあったけど、がむしゃらに働きながら子育てしている間は、とにかく毎日をやり過ごすことに必死で、家事はやらなきゃいけない仕事の一つとしか思えなかった。

夫婦二人暮らしの原点にもどり、改めて家事改革を始めた。

ネットで調べると、若い人たちは、結構家事を上手にこなしていて感心。

娘も、たくさんの情報から自分にあった家事を上手にしている(学生時代はゴミ部屋の彼女だったけど。笑)。

若い人たちから学ぶことが多いが、同じようにやってみても、自分が心地よいとは限らない。それでも、実践してみて、すごく快適になったことがいくつもある。

その一つがマットをなくしたことだ。

家の中にはたくさんの布製マットがあった。

玄関マットに始まり、キッチンマット、お風呂マット。トイレのマットにいつからか置かれている廊下のマットなど・・

マットは不潔だ。毎日素足で踏むし、汚れもついている。

キッチンのマットには様々な食品や油が落ち、トイレのマットには、必ずオシッコがついている、と思われる。

だけど、平日は忙しいから、洗濯しない。週末に一度洗濯するだけ。それがまた量も多いし、竿を全部占領して、困る。天気が悪いとなおさら大変で、部屋のいたるところにマットを干さざるおえなくて、人には見せられない。

そんな時に、マットにさよならなんていう記事を読んだ。不潔だし、必要を感じないなどの意見に、確かにそうだ!マットをひく必要は?不潔だし、洗濯も大変!一度やめてみるかって。

それで、潔くすべてのマットを片付けてみた。何だかスッキリしてる。洗濯の心配はない。

玄関は?問題なし。

トイレは?問題なし。もし汚れたらその都度拭けばいい。ついでにスリッパも片付けて、豆にきれいにするようにしたら、トイレは逆にきれいを保てるようになった。

廊下のマットは?問題なし。そもそもなぜあったのか不思議。

キッチンのマットは?う~ん。お料理してる時のこぼれが、フローリングに直接落ちるのが気にはなる。水も結構飛んで、滑りやすい。キッチンは必要か・・

またまたネットでの意見を調べたら、布製じゃなくて、クッション性があって、汚れを防止、拭き掃除でよくて、洗濯いらず、滑らないマットが今は結構販売されてる。

いいじゃんと、さっそく購入!

これは、正解。マットはずれないし、立ってても疲れにくい。汚れたら、クイックワイパーで拭くだけ。布製と比べて、わたしはとても快適になった。

お風呂のマットは?これは必要。

ベタベタのままだと大変!

でも布製だと、やっぱり不潔?

娘と息子にどうしてるのか聞いてみた。

二人とも珪藻土をひいているって。

高いんじゃない?と聞くと、両者ともニトリで手頃な値段であると言う。

ほんとだ!これなら買ってみてもよかろうとさっそく購入し、使ってみると。

水分がすーと吸収されて、予想以上に快適。

けど、これって、洗わないし、拭ける感じでもないし、清潔なのかな?

また調べてみます!

そんなことで、これまで30年以上のマット(布製です!)が当たり前にある暮らしを卒業した。

マットよ。今までありがとう!笑

夏休みは綱渡り

二十数年前、子育てと仕事の両立はなかなか大変だった。
学童保育や児童クラブもなく、頼れるのは実家の親だけ。
鍵っ子という言葉が使われ、学校から帰った子供たちは、親が帰宅するまで、自分たちだけで過ごしていた。
それでも学校があるときは、給食があり、学校から帰ってからの数時間を乗りきれば、何とか日々が過ぎていた。

大変だったのは夏休み。

子供だけの一日は長い。
自発的に宿題をやれるわけもなく、だらだらと過ごしながら、用意してあるお昼ごはんを、自分たちだけで食べて、友だちが来たり、友だちの家に行ったり、近隣で遊んだりと、親が知らない世界を作りながら、それなりに何とか過ごしていた。
時々は祖父母が迎えに来て預かってはくれたが、頻繁には無理だった。
今思えば、事故もなく怪我もせず、トラブルにも巻き込まれず、無事に過ぎて、育ってくれたことにとても感謝だ。
そんなある夏休みの、たわいもないエピソード。
娘は6年生、息子は4年生だった。
今なら携帯電話などもあり、タイムリーに様子を確認出来るし、何度もメッセージでやり取りできるが、その当時は、携帯電話が普及し始めたくらいで、子供たちが何かあった時には、家の固定電話から職場の電話へ連絡をもらうしかなかった。
その年は、姉弟ゲンカが頻繁で、ケンカをするたび、息子から電話がかかり、その都度、同僚たちに恐縮しながら、なだめることが多かった。ある日、また息子から泣きながら電話があり、同僚が息子さんが泣いてるよと電話を手渡された。同僚の手前もあり、またかと言う気持ちで「電話しないの」と理由も聞かずにたしなめて、すぐに切ろうとした。息子は泣きじゃくりながら、「だって、せっかく一生懸命、宿題の絵を書いたのに、KEN がその絵の上を歩いて、足跡がついて台無しになっちゃった~」と。KENは我が家の愛犬だ。わたしはそれを聞いて、その時の息子と愛犬の様子を想像し、思わず笑ってしまった。今日は絵を書く予定とは言ってなかったから、きっと、わたしが帰宅した時に、「書いたよ!」と自慢気に見せて、ほめてほしかったのだろう。それを台無しにされたのだから、息子はさぞくやしくて悲しくて、何とかわたしに伝えたかったのだろう。自分の都合で小さな子供たちが、一生懸命留守番をしているその姿を、思いやることを忘れていた。その様子を想像して、心が和み、笑ながらも反省し、そしてとても幸せな気持ちになった。泣く息子を何とかなだめ、娘に電話を代わってもらい、KENの足跡をお姉ちゃんの力で修復してくれるように頼んだ。
その日は、終了チャイムと共に、子供たちの待つ我が家へ飛んで帰ったことは言うまでもない。

今の時代のようにいつでも繋がることが出来なかった時代。繋がることが出来なかったからこそ、相手を想い、些細な出来事でも、小さな幸せを感じることが出来た時代、そんな時代に子育て出来たことに感謝している。

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不安な日々がまた来るのか・・

今日、東京で100人を越える新型コロナ感染者が出た。
喉元過ぎれば暑さ忘れるの通り、ここ最近は、あの自粛期間の危機感や出掛けられない苦しさ、物が手に入らない不安が徐々に薄れてきてしまっていた。
繁華街は前と全く同じように、バーゲンに人が群がっているし(違うと言えば、みんなマスクしてることくらい)周囲でも、食事会や飲み会が開かれている。
第2波がやってくるのだろうか。
ニュースで流れる政治家の与野党のやりとりは、どこか陳腐で、なぜか真剣さが欠けている気がする。
誰も正解を示せず、何となくわかるようなわからないような、核心に迫らない物言いが多い。
また、出口が見えないトンネルに入るのか・・
不安だ。

美味しいものは脂肪と糖で出来ている?!

わたしはすごくパンが好きだ。パンがあればおかずなしでも、ごはんなしでもずっと、暮らしていけるかもなんて思うこともある。

わたしの母は、お料理上手だったが、新しい物好きなところもあって、わたしが小学生の頃の約50年前の朝食が、パンとコーヒーだった。パンは一本(3斤分?)を買ってきて、好きな厚さに自分で切って食べていた。その影響か、それからずっとパンが大好きで、パンを食べていると幸せな気持ちになる。

子育ての時、周囲で手作りパンを作る人は、なんておしゃれでお料理得意なんだろうと思っていた。わたしにはパン作りは無理だと、ずっとあきらめていた。無論チャレンジもしていないが。

それが、最近、ホームベーカリーなる物が、手頃な値段で手に入るようになって、パン作りがものすごく手軽に出来ると聞いた。

よし、それならと、今年の始めに思いきって購入し、パン作りを自宅で始めた(すぐにコロナの影響で強力粉が手にはいらなくなっちゃったけど)。

もうそれはそれは簡単で、美味しい焼きたてのパンが出来る❗️

なんでこんなにいい物をもっと早く手に入れなかったのか、こんなに世に出回っているのに、情報に疎かったことを反省したわ。

今日は孫に食べさせるために、じゃがいもとベーコンの入ったパンを作った(作ったのはベーカリーでわたしは材料を投入しただけ。笑)それがそれがまたまたものすごく美味しい‼️

さすが、糖質たっぷりのパンだ!

美味しい美味しいと食べていたら、テレビでは糖質オフのダイエットを特集していた。

あ~、美味しいものは脂肪と糖で出来ている。まさにその通り!

そしてわたしはやっぱり本当にパンが好き!

 

わたしはわたし。

7月に突入した。

一年の半分が過ぎた。

今年のはじまりに、誰がこんな時代になると想像しただろうか。

行きたい時に行きたい場所に行き、会いたい時に会いたい人に会う。

そんな当たり前の日常が、新しい生活様式?なるものに取って代わり

行きたいところには行けず、会いたい人にも会えない。

でも、時間は戻せないし、嘆いても夢に変わる訳じゃない。

新しい生活様式?は受け入れがたいが

今、わたしはわたしでいる。

わたしはわたしであって、新しい生活様式とやらで、わたしがわたしでなくなるわけではない。

2020、後半もわたしはわたしらしくいられるように、わたしらしい暮らしを続ける。